M42星雲からの贈り物002

久しぶりにM42星雲（笑）です。

昨年の11月に亀田中野町で撮った写真の残りです。
PENTAX SPの初テストだったので、思い切り厳しい条件で撮ってます。
オールド･カメラにとってはちょっと大変だったかなー。
なんでもこのSPは防湿庫に入ったままずっと使われていなかったみたいで、本当は一回
オーバーホールしたほうがいいんでしょうが、何しろ手持ちのライカM2とM4もそろそろオーバー
ホールが必要だし、先立つものが･･（笑）

使い始めちょっと渋めだった巻き上げも使っているうちにかなり滑らかになりました。
シャッターの切れ味はなかなかよく、ペンタ独特の少し残響の残る硬質な音色でカチン、カチン
と切れます。この音色ちょっとクセになりますよ。やっぱり一眼も真鍮製ボディは違うなあ。
最近のマグネシウム合金のボディはなんともシャッター音に透明感がないです。
なんかこう、グチャッとした感じ（笑）
そのうちシャッター音特集でもやろうかなー。

写真の出来は見てのとうりです。これを粗いととるか、味があっていいととるかは人それぞれ
でしょう。かなりハレっぽさは有りますが、逆光夕日のこれだけシビアな条件下でここまでの
描写ができれば立派なものではないでしょうか？
露出はSPが平均測光なのを考えて少し補正していますが、まずまず使えるようです。






＜撮影データ＞
ASAHI PENTAX SP
TAKUMAR 50mm F1.4
撮影地：亀田中野町( Nov.2008)


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