さぽろぐ

写真・芸術  |その他北海道

ログインヘルプ


にほんブログ村 写真ブログ モノクロ写真へ

スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年08月01日

クラシック・カメラの美001





「クラシック・カメラの美」と称してCEROの機材を紹介していくコーナー(新設)です。
別に自分の機材みせびらかしたりする意図はなく、シンプルにクラカメの美を追求していくコーナーです。
CEROのブツ撮りの練習でもあります。本当はちょっとした息抜きです(笑)

しかしクラカメっていったいどのあたりからがクラカメなんでしょうかね。
蛇腹式のカメラはちょっと古すぎてヴィンテージという感じだし、やっぱりバルナック・ライカ以降かなー?
みなさんはどう思いますか?

さて今日はおなじみのニコンF2です。ご存知のかたも多いと思いますが、ニコンF2=アイレベル・モデルの
ことで、フォトミック・ファインダー付きのものはニコンF2フォトミックやフォトミックSなどが正式名称となります。



ニコンF2 (+ニッコール28mm F2.8)

ひとことで言って究極のマニュアル・カメラと言えます。どんな厳しい撮影環境でも簡単にはねを上げないし、
F2中心にシステムを組めば、おおよそフィルムでのあらゆる写真表現が可能です。先代ニコンFと比べると
角が丸くなって多少の優美さもでましたが、内容はネジ一本まで刷新されており、耐久性はFの数倍とも
言われています。その頑丈さを買われて月や南極まで行ってしまったのはご存知のとおりでしょう。

CEROはF2を二回所有したことがあり(いずれも中古のアイレベル)、以前はシルバーボディの個体で、使い
こなせるよう一生懸命努力したのですが、結局使いこなせず(泣;)売却した経歴があります。
その後ややしばらくしてライカで一からやりなおし、ようやくある程度の自信が得られたところで、ブラック・
ボディのF2を再購入しました。いわばリベンジです。

この間、フィルムもラボの能力も飛躍的に高くなったのはありますが、露出のイロハを専門誌まで購入して
勉強し直したのが功を奏したのか、以前よりずっと単純なミスや勘違いが減り、F2の能力を少しづつ引き
出せるようになってきました。フォトミック・ファインダーを使えば話はより簡単なのでしょうが、CEROはフォト
ミック・ファインダーの形が好きではないし、露出計の指し示す値だけを鵜呑みにしていたら、結局のところ
本当の意味での露出を理解するには少し時間がかかると思います。

まあこのニコンF2というカメラ、とても頼りになりますし、厳しい環境の現場に一台だけカメラを持っていくとし
たら、たぶんCEROはこれを選ぶと思います。ただあまりにも質実剛健すぎて、趣味の道具というよりはなん
か完成された武器みたいで、浪花節的には使えないのが難点といえば、難点(笑)

ライカみたいにちょっとユルイところがあれば、もっと好かれると思うのですが・・・。
でもCEROは大好きですよ、でなきゃ二回も買ったりしません。


しっかし二枚目の写真、手前にレフおくつもりで忘れちゃったー。face07
撮り直すのも面倒なので、このまま載せます(笑)



<撮影データ>
NIKON COOLPIX P5100
ZOOM NIKKOR 7.5-26.3mm F2.3-5.3
撮影地:函館市内( July.2009)

-------------------------------------------------------------------------------------
CEROのカラー写真ブログはこちらをクリックしてくださいね。

「プレアデスの星のもとに」へ行く → http://ceromusicmonochrome.sapolog.com/

↓ お気に召しましたら下の「モノクロ写真」のリンクをクリックしてくださいね。ポチっとね。